【最新は第6回開催】SDGs検定とは?概要からテキストまで徹底的に解説します!

本記事では、SDGs検定の試験内容や開催情報、またオススメの参考書などを解説しています。

SDGs検定をこれから受けたい経営者やビジネスパーソン、学生や主婦などにむけた記事になっているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

SDGsとは?

sdgsロゴ

SDGs(エスディージーズ)とは、国連加盟193か国が2030年までに取り組むべき国際目標であり、2015年9月の国連サミットで採択されました。

Sustainable Development Goalsの略称であり、持続可能な世界を実現させるための17 の目標と169 のターゲットから構成されています。

▼詳細をもっと知りたい方は、以下の関連記事もぜひご覧ください▼
SDGsとは?具体的な内容をわかりやすく解説します

SDGs検定の概要

検定会場イメージ

SDGs検定は、SDGs普及促進などを目的とした検定であり、一般社団法人SDGs推進士業協会が主宰している民間資格試験です。

▼公式ホームページ▼
一般社団法人SDGs推進士業協会

概要を以下の表にまとめたので、こちらを参照ください!

試験時間90分間
実施時間10:30~12:00(第1回、第2回)、集合は10:00
出題方式マークシート形式
合格水準100点満点中70点
受験費用5,500円(税込)
合格水準本人確認書類、シャープペンシル、鉛筆、消しゴム
受験資格学歴・年齢・性別・国籍による制限は一切なし
合格通知試験後直ぐサイト上で成績が確認が可能

試験内容と出題範囲

SDGs 検定は、SDGs の基本的な理解、世界で起こっている課題やその取組に関する幅広い知識の習得を目指すという方針になっており、SDGsの概要や世界規模での課題などが問われます。

出題範囲
SDGsの知識と、それを理解した上で応用力を問います。

出題傾向
SDGsとは/SDGs採択までの歴史や現在の動向/SDGsの内容(17のゴールや169のターゲットなどに関する事項)/世界の課題を知る/環境問題のみならず、世界の貧困・飢餓・福祉などの課題をSDGsの17のゴールと関連させて出題/誰がSDGsに取り組むのか/SDGsのゴールを誰がどのように取り組んでいくのかについて、SDGsの基本的理解をしたうえで、応用力を試す出題

一般社団法人SDGs推進士業協会


出題傾向は上記のように公開されており、基本的なSDGsの概要を理解した上で、具体的な課題や取り組み事例に関しても理解が求められる試験と言えるでしょう。なお、過去問題を実際にこちらから閲覧できます。

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試験問題の配点

SDGs 検定の配点は、およそ以下の通りです。

配点割合問題数
1点問題10%マークシート10個前後
2点問題50%マークシート25個前後
3点問題 40%マークシート13個前後

応用力を問う問題に関しては、今後も比較的高い配点となることが考えられます。施策や決まりがどのような意味を持っているのか、実践的な知識の定着が鍵と言えそうです。

開催場所

SDGs検定の過去の開催状況は以下の通りです。

第1回東京、大阪
第2回東京、大阪、名古屋、福岡
第3回WEB開催
第4回WEB開催
第5回WEB開催
第6回WEB開催
第7回WEB開催(2021年12月12日)
第8回WEB開催(2022年3月27日予定)
第9回WEB開催(2022年7月10日予定)
第10回WEB開催(2022年10月30日予定)

開催場所は第2回に名古屋と福岡が追加されたものの、コロナウイルスの影響で第3回からWEB開催となっています。

今後のコロナウイルスの状況に合わせて変動も見込まれるので、事前に公式サイトにて確認をするようにしましょう。

なお、最新の試験情報についてはこちらの「一般社団法人SDGs推進士業協会 公式サイト」からご確認いただけます。

開催頻度

SDGs検定は、比較的新しい検定であり、これまでにまだ4回しか開催されていません。2021年6月現在、公式サイトでは第5回の申し込みフォームが設置されており、WEB開催となるため、受験を考える方は確認してみることをオススメします。

なお、お問合せ先は以下情報を参照ください。

お問合せ先情報一般社団法人SDGs推進士業協会
〒550−0003
大阪市西区京町堀1−4−22
肥後橋プラザビル
(弁護士法人四ツ橋総合法律事務所 内)

SDGs検定の難易度は?

SDGs検定の難易度

難易度についてですが、直近第5回の合格率が公開されています。合格者は合計195名であり、全体の合格率は26%という

出典:一般社団法人SDGs推進士業協会

また、第1回、第2回、第3回の合格率は以下のとおりです。

出典:一般社団法人SDGs推進士業協会
  • 第1回・・・38名(24%)
  • 第2回・・・70名(22%)
  • 第3回・・・217名(43%)

上記記載のように、最新の結果では合格率はおよそ40%でした。まだまだ新しい検定であり、問題や学習対策の情報も少ないためやや低めの合格率とも捉えられるかもしれません。

しかし、あくまで合格基準は70%の正答率なので、きちんと試験範囲を勉強をして臨みましょう。

SDGs検定の勉強方法・参考書

参考書

一般社団法人SDGs推進士業協会公式ページでは、以下の4つの参考文献が公表されています。

書籍名価格
1SDGsビジネス戦略 企業と社会が共発展を遂げるための指南書
(ピーターD.ピーダーセン、竹林征雄 著 日刊工業新聞社 出版)
¥2,420
22030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望
(落合陽一 著 SBクリエイティブ 出版)
¥ 1,650
3SDGs(持続可能な開発目標)
(蟹江宣史 中公新書 出版)
¥1,012
4未来を変える目標SDGsアイディアブック
(一般社団法人Think the Earth)
¥1,980

SDGs検定を高得点で突破するためには、実践的な知識が必要です。周辺知識も身につけていきたい方は、ぜひ以下の関連記事を参考にしてみてください!

関連記事:SDGsを知りたい人がまず読むべきオススメ書籍【7選】

また、SDGsに関連する講座については複数存在するため、以下の表を参考にご自身に合ったプランを選んでみてください。

1プライムアカデミー
2N-Academy

まとめ

本記事では、SDGs検定の概要や試験情報、またオススメの文献についても紹介しました。今後様々な立場の人々にとって、SDGsへの知識が必要となってくるでしょう。

業務でも関係のあるビジネスパーソンは特に、理解度を示すわかりやすい指標として、SDGs検定を合格しておきたいところです。

年に数回のチャンスがあるので、参考文献を手に取りながら、積極的に挑戦してみて下さい。