1.環境問題の現状
環境問題という言葉は、テレビや新聞でよく目にすると思います。しかし、実際環境問題について知ってることはほんの少し。
科学的で難しいし、規模は壮大で国際的だから、自分は何もできることがないのかなと思ってしまいがち。
だからこそ、地球環境と暮らしを考えるメディア「Wearth」
では、環境問題をより身近に発信し、私たち(we)の暮らしと地球(earth)の関わり方を、カジュアルに考えていこうというのがテーマとなっています。
自然科学や国際的ニュースに疎いかた、あるいは今」学校で勉強中の学生さんにもわかりやすいようにまとめてみたので、是非読み進めてみてくださいね。
2.環境問題の事例
環境問題って何があるの?気になる方は多いと思います。環境問題はトレンドなものから、小さなものまで多くありますが、なかでも注目される項目を以下にまとめてみました。
地球温暖化
人間活動によって発生する温室効果ガス(二酸化炭素やメタン)が原因で、地球全体が暖かくなっている現象。異常気象の増加や、氷河が溶けてしまうといった影響が出ている。
酸性雨
工場から排出される、二酸化炭素や硫黄酸化物といった大気汚染物質の影響で、雨水が強い酸性となって大地に降り注ぐ現象。
マイクロプラスチック問題
ビニール袋や、ペットボトルと言ったプラスチック製品が、最終的に海に流れ着き、日光の影響などを受けて、微細な粒子となって海に漂っている問題。
森林破壊
自然の回復量を超える森林を伐採してしまっている現象のことをいう。世界的に見ると、主に東南アジアにて多くの森林がなくなってしまっている。
砂漠化
乾燥などの機構的要因と、森林伐採といった人間活動によって、土壌が酷く劣化し、植物の発育が不可能となってしまう現象。
3.地球環境への取り組み
環境問題は大きな規模で捉えれば国際的な問題です。世界中の人々が、地球環境をより良くしようと行動しています。ここではよく取り上げられる人物や組織を紹介します。
NGO
NGOとは、Non Governmental Organizationの略称。日本では「非政府組織」と略されることが多い。教育や医療、環境といった幅広い観点から活動をしている組織。
UNESCO
UNESCO(ユネスコ)は、ニューヨークに本部を構える国際連合の専門機関であり、日本では「国際教育科学文化機関」と言われる。地球環境の観点からでは「世界遺産活動」は有名であり、日本では富士山や知床、屋久島などが世界自然遺産に指定されている。
環境省
現在は、小泉進次郎氏が大臣を務める日本の行政機関の一つ。環境の保全や整備などに取り組む機関であり、現在は3000名弱の職員がいる組織。
COP
COPとはConference of Prtiesの略語であり、日本語では「締結国会」と訳される。環境問題だけではなく、加盟国が決まりや仕組みを決定するためのい最高決定期間とされている。よく耳にするCOP10やCOP25といった数字は、会議の回数を意味している。
4、環境問題基礎知識まとめ
今回の記事では、具体的な環境問題と、それに向かって活動する組織や機関のうち、有名なものを簡単にまとめてみました。
なかには小学生が扱う教科書に出てくるような簡単なものもありましたが、地球に生まれた1人として知っておくべきことだと思うので、是非覚えておいてください。
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