画像出所:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000018274.html
本記事では、テーラード技術を取り入れた白衣を中心に、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行うクラシコ株式会社が、不要ユニフォームのリサイクルスキームを構築し、情報公開を行なった様子をお伝えいたします。
▼クラシコの新しい取り組み「リサイクルスキームの構築」とは
・BPLab社と協働してリサイクルスキームを構築
・法人のお客様に対して不要になったユニフォームを回収するサービスの構築
・ユニフォームを生産する過程で出てきたサンプル品や
販売できなくなり倉庫に保管されていた製品約1トン(約2400着)のリサイクルを行う予定
▼ユニフォームリサイクルの社会的な課題
・不要になったユニフォームを「回収していない」と回答した企業が約6割※1(58.8%)
・事業所由来の衣類の年間排気量は約1.2万トンに上る※2
・回収しない理由は、「回収後の処理方法がない」※3(32.2%)と最も高い結果に
以下、プレスリリースの引用です。
テーラード技術を取り入れた白衣を中心に、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行うクラシコ株式会社【創業:2008年 / 所在地:東京都港区 / 代表取締役CEO:大和 新(おおわ あらた)】は、不要ユニフォームのリサイクルスキームを構築しました。医療施設などから不要になったユニフォームや、生産する過程で生まれたサンプル品、販売できなくなった製品を回収し、資源としてリサイクルします。この取り組みは、株式会社BPLab(ビーピーラボ、所在地:東京都港区、代表取締役:八代 直樹)と協働し、同社の繊維製品の回収・再生の循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP」に参加することで、ユニフォームの廃棄量の削減に取り組んでまいります。
現在、大量に衣服が廃棄されてしまう「ファッションロス」が世界的に問題となっていますが、ユニフォームも例に漏れず、その事業所由来の衣類の年間廃棄量は約1.2万トンに上ると言われています※2。ユニフォームの特性としてロゴやネームが入っているため、通常の衣類と異なり、リサイクルへの抵抗感を感じることも想定されます。実際に、「ユニフォーム業界のリサイクルに関する実態調査」によると、不要になったユニフォームを「回収していない」と回答した企業が約6割(58.8%)を占め、回収しない理由として「回収後の処理方法がない」(32.2%)が最も高い結果となりました※3。昨今のリサイクル技術の発展により、様々な繊維のリサイクルが可能になりましたが、依然ユニフォームがリサイクル可能であることは浸透していないことが伺えます。
クラシコは、「クラシコだからこそ紡げる未来。」を合言葉に、最終的にサーキュラーエコノミーを目指す企業としてメディカルアパレル業界を先導し、この課題に取り組んでまいります。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000018274.html
メディカルアパレル業界における先進的な取り組みですね。ファッションロスへの対応策として、今後の取り組みに注目していきましょう!
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