さて、本記事では「海鳥」に注目していきたいと思います。海鳥というと、皆さんは「遊覧船から餌をやると可愛らしく飛んでくる」ようなシーンを連想するでしょうか?
今回は、海鳥が海洋ゴミによって犯されている現状を発信していきたいと思います。
1、環境問題ともなっている“海ごみ”
2016年、スイスのダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会が開催されました。
ここで発表されたのが、「世界規模で考えてみると、現在は年間に800トンの海洋ゴミが排出されている」という内容でした。
ジャンボジェットに換算すると5万台分。1年で海に5万台の飛行機を放置することを考えると、相当量であることがイメージできますね。
中でも問題視されるのが「プラスチック」です。飲料水の入ったペットボトルや、コンビニで買い物した際のビニール袋など、私たちの生活には必要不可欠なものですが、多くのプラスチックが海洋に排出されています。
また、海洋ゴミの多くはアジアの国々から排出されていると言われています。世界の問題だけれども、日本人として理解すべき責任は大きいですね。
海ごみの現状やメカニズムについては、ざっくりと概要を理解した上で、本記事では「海鳥」に焦点を当ててみましょう。
2、海鳥が巣をゴミから作る?
上記の写真はノルウェーの小さな島にある研究所に貼ってるポスターです。
ノルウェーという日本とは8000キロ離れた土地で、自然が豊かな地方の小島では、このような光景が広がっています。
日本では、「カモメ」や「オオミズナギドリ」・「カツオドリ」や「ウミウ」など、多くの海鳥が住んでおりますが、世界には役360種の海鳥が生息していると言われています。
しかし、海鳥は現在、かなりのスピードで減少しており、一説によれば60年間で当時の半分以上減少しているとも言われています。
日本だけでなく、世界中の水鳥たちが海洋ゴミとともに生活をしているものの、こう言った光景を人間が目にすることは、日常生活においてなかなかないというのが現状です。
3、まとめ
さて、いかがだったでしょうか。海にゴミを多く排出する日本に住む私たちには、現状を知り、未来を考えていく責任があります。海鳥と共存していけるような、関係性を築いていかなければなりませんね!
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