「SDGs 」という言葉が、仕事の現場やニュース番組など様々なシーンで飛び交うようになってきました。どう言った政策で、どう言った目的があり、日々の生活にどう関わってくるのか?
なんとなく、SDGsの概要を理解している方は、多いのではないでしょうか?
*なお、概要を簡単に理解したい方はこちらの記事もご覧ください。
しかし、いざビジネスの現場で活用できる知識を体系的に学ぶとなると、本格的なインプットが必要です。
忙しいビジネスパーソンにとっては、できるだけコンパクトにまとまった本を手に取りたいところ。
そこで本記事では、厳選した7冊のオススメ書籍を紹介します。
1、60分でわかる! SDGs 超入門
タイトルに「超入門」と記載があるだけあって、入門書としては最適な一冊であると言えます。
SDGsで掲げるゴールは今後の世界にとって必要であるということは誰しも理解しているでしょう。
「60分でわかる! SDGs 超入門」では、なぜ企業がSDGsを考慮するのか?それに伴い企業はどう言った利益があるのか、図などを用いてわかりやすく解説されています。
2、やるべきことがすぐわかる! SDGs実践入門 ~中小企業経営者&担当者が知っておくべき85の原則
本書は、ビジネスとSDGsの関係を理解し、実践していくにあたり最適な1冊と言えます。
著者の泉貴嗣氏は、CSRエバンジェリストとしても活動しており、企業の中でもより経営目線でSDGsを捉えた一冊となります。
経営者や企業の中心メンバーはもちろん、経営企画に関わる担当者などにもオススメの1冊と言えるでしょう。
3、SDGs思考 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界
本書は主に以下3点に着目した書籍です。
- SDGsに通底する世界観の理解
- ビジネス実装に役立つ思考法
- 主要テーマの潮流をつかむ
企業経営に関わるビジネスパーソンはもちろん、将来的な自身のキャリアを考えるうえでも参考になる内容の多い一冊と言えます。
「人権」「ESG」「気候変動」など、SDGsを考える際に重要な論点が、未来を見据えて記載されており、将来的な視点を持って学びたい方に最適でしょう。
4、SDGsの基礎 なぜ、「新事業の開発」や「企業価値の向上」につながるのか?
「SDGsの基礎 なぜ、「新事業の開発」や「企業価値の向上」につながるのか?」は、よりアカデミックな要素が強く、重要なワードが網羅的に記載されている印象が強い一冊です。
SDGsの基礎はもちろんですが、より高度な知識をインプットしておきたい方には最適な内容になっていると言えるでしょう。
さらに、本書オススメするもう1つの理由として、Kindle版(Kindle Unlimited)で無料公開されている点にあたります。
タイミングによって、変わる可能性があるため、今すぐに手にとってみてはいかがでしょうか?
5、2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望
本書の注目ポイントはやはり、著者落合陽一氏の独自の視点が盛り込まれた内容にあります。
筑波大学で准教授を努めながらも、様々なメディアに出演される落合氏。
次世代のコンピューター技術を開発するピクシーダストテクノロジーズ株式会社のCEOも務める著者が執筆した本書は、SDGsだけでなく「テクノロジーや」「貧困」「格差」と言った世界の大きな動きを同時に学ぶことができます。
タイトルにも記載がある通り、2030年を軸にした内容となっており、今後の同行を考えていきたい方に最適の1冊でしょう。
6、未来を変える目標 SDGsアイデアブック
本書の特徴は、SDGsをわかりやすく解説している点です。
インフォグラフィックや写真、マンガなどが用いられており、各目標の説明や具体的な事例がわかりやすく解説されています。
ビジュアルに非常に力を入れている一冊ですが、合計14名の専門家がコメントをしており、得られる知識も十分と言えるでしょう。
ビジネスパーソンはもちろんのこと、中高生などが学ぶシーンにもオススメできる1冊です。
7、こどもSDGs(エスディージーズ) なぜSDGsが必要なのかがわかる本
本書はずばり、子育てにおいて社会の出来事を学ぶ一環としてオススメの1冊です。
下記のような目次となっており、SDGsを理解する第一歩として最適でしょう。
- 第1章 みんなの周りのさまざまな問題を理解しよう
- 第2章 国連が決めた世界共通の目標―SDGsって何
- 第3章 自分ごととしてSDGsを考えることが大事
簡単にまとめられている点が特徴的であり、SDGsについて考えていきたい学生の皆さんにもオススメの書籍となっています。
まとめ
本記事では、まず読むべきオススメ書籍を7冊紹介しました。
SDGsへの注目度は高まり、今ではビジネスの現場でも一般常識として様々な検討の材料となっています。
忙しいビジネスマンの方には、ぜひ効率よく体系的な知識を身につけていただけたらと思います。